心つなげて

悲しみは今も続き引き籠っていますがネットを通じ社会と繋がっていたいと思います。

鍋奉行がいない

すき焼きが食べたくなり食材は揃えた。


ただ、鍋奉行が居ない。
「お~い、戻って来いよ」と言っても微笑んでいるだけ。


料理の腕はインスタントの袋麺を作るのが精一杯の夫だが
すき焼きの時だけは張り切って私に一切手出しはさせず
私は玉子を溶いて「食べていいよ」の言葉を待つだけだった。


鍋をよく焼いてから牛脂をまんべんなく鍋に馴染ませていたなぁ
そんな事を思い出し夫が入れてたくらいの砂糖・醤油で味付けしたが
夫の作ったすき焼きには程遠い味で美味しくなかった。
何か足りない気がする。
材料は全て同じなのに何が足りないのかしら?。


きっと横に居るべきはずの夫が居ない所為でしょう。
夫が微笑んで言ってる気がします。
「ね、俺の作るすき焼きは上手かっただろう」と。


1人で食べる鍋は侘し過ぎました。


これからは「すき焼き」でなく「すき焼きモドキ」と言おう。


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