心つなげて

悲しみは今も続き引き籠っていますがネットを通じ社会と繋がっていたいと思います。

夫の希望

夫は私の看護負担を考えガンと宣告されてから終末はホスピス入所と決めていた。
「俺は何処でも良いよ・寝てるだけだからお前が通いやすいホスピスで」と。
ネットで調べ此処ならと思うホスピスの面接も終え説明も受け施設内を見学して申込み。
余命三ヶ月以下でないのと空き室がないので自宅待機に。
帰宅して夫の表情が暗く感じられたので話を訊いてみた。


夫は「いずれ死ぬのは判っているけどホスピスで死と向き合う毎日は嫌だな
我儘と判っているが家に居られたらな~」と一言。


看病するのは私1人・他に頼れる人はいない。
だからこそ夫はホスピス入所を決めたのだが施設を見学して気持ちに
変化が起きた様子。


何とかしてあげたいが痛みがでた時は?症状が重くなったら?
色んな不安が頭の中をよぎる。


そんな時に私は病院に併設されたガン患者相談室で在宅緩和ケアをされてる医師の存在を
教えて頂き二人で医師の説明を受けた。


「基本は週二回の往診で看護師が週二回訪問し症状に応じ24時間体制の訪問」。
夫は心が動いたのかそっと私の様子を伺う。
その瞬間「家で最後を迎えさせてあげたい」感情が湧きあがり
医師に「お願い致します」と頭を下げていました。
ホッとしたような嬉しそうな夫の笑顔。
いまでも思い浮かびます。



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